近江商人は、天秤棒商いといわれ、天秤棒を担いで諸国を旅して商いをしていました。
天秤棒の両端に小さい行李をさげていましたが、その中には、着替え、帳簿、墨など旅と商売に必要なもの、そして商いの商品見本が入っていました。
旅する近江商人の教えの中で、三現主義があります。
現地に赴き、現物を見て仕入れる。また、旅の途中で天候、市場の現状を確認するという三現主義です。
旅と近江商人の教えは現在の商社やベンチャービジネス家にとっても役立つ商道ではないでしょうか。
マーケティングだのトレーサビリティだの外来語での市場調査や品質確保をうたうより、近江商人の商道を実践すれば的確な商品戦略と信用力が築けると考えます。
勢和屋
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